ベーンロータリー

以前、スクロールタイプのコンプレッサーを紹介しましたので
今度は、ベーンロータリータイプのコンプレッサーを分解してみました。

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見るからに簡単な構造です。ローターに5枚のベーンが付いていてケーシングに接触するよう出入りを繰り返しながら右回転します。ガスは吸入口から入って吐出弁へ押し出されます。
左右に2つの部屋があり、5枚のベーンで圧縮しますので1回転で10回の圧縮動作が行われます。


ケーシングの直径が10cm程度でコンパクトサイズでありながら
10HP位の能力が出せる高出力タイプが特徴です。
しかし難点が一つ
通常運転時は、ベーンを吐出側から出た高圧ガスで外側へ押し出している為
ケーシングとベーンの密着度は良好ですが
運転開始時はガスの圧力差がなく単純に遠心力を利用しているので
なかなかベーンが密着せず圧縮不良を起こしやすい点です。
その時は、回転数を更に上げて密着するようにします。

ベーンの底にスプリングを装着し常時密着させるとか何か方法は
ありそうな気もするんですがどうなんでしょう?

ところで307ccのエアコンではどんなタイプを使っているのか興味がありますね。
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by regias4 | 2007-08-02 21:46 | GHP | Comments(2)  

Commented by ごつ at 2007-08-03 14:10 x
写真を見た時、てっきりベーンはスプリングか何かで密着させていると思ったんですが・・・
ここはぜひregias4さんがスプリングを仕込んで「regias4式ベーンロータリータイプコンプレッサー」を開発し、ウハウハに!
Commented by regias4 at 2007-08-03 21:06 x
>ごつさん
きっと最新式はそうなっていると思いますよ。
このタイプはローター径が6cmで仕込むのが難しそうです。

品質管理なんかをなまじ、かじると文句を言うのが仕事になって
しまいますね。
開発担当の技術者が苦労しているのもおかまいなしです。
だからどこへ行っても嫌われるんですよ(笑

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